「教育研究活動への寄附金」のお願い
初秋の候、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
日頃より、本学の教育研究活動にご支援を賜り深く感謝申し上げます。
平成17(2005)年4月、ここ横浜市(馬車道校舎)において、国立大学初の映画専攻、東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻が開設されました。映画専攻は、国際的に流通しうるナラティヴな(物語性を持つ)映像作品を創造するクリエイターや、高度な専門知識と芸術的感性を併せ持つ映画製作技術者を育成することを目標としており、監督、脚本、プロデュース、撮影照明、美術、サウンドデザイン、編集の七領域(コース)に分かれています。1期生が入学して以来、映画教育機関として数々の映画作品を作り続けて参りましたが、今年春、20期生を迎えました。
映画専攻で学び巣立った修了生はまもなく600名を越えようとしております。お陰様で修了生や在校生が制作した映画作品が国際映画祭や国内の映画祭等で受賞したり、その活躍が国内外で高い評価を受けておりますが、このような人材を多数輩出できておりますのも横浜市を始め皆様からのご支援の賜物と理解しております。
映像研究科では、この機会に映画専攻の20年を振り返るとともに、この先新たな10年に向けて映画専攻のさらなる教育研究活動の一層の発展のため、より財政的基盤の強化を目指していきたいと存じます。 今後も優れた成果を世界に発信し、将来を担う人材を育てることにより、社会に貢献してまいります。趣旨にご賛同いただき、格別のご支援、ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
国立大学法人東京藝術大学
大学院映像研究科長 桐山孝司
大学院映像研究科映画専攻教授 筒井武文
実習風景
- ロケ撮影風景
- 馬車道校舎内 セット撮影風景
- 馬車道校舎内 編集風景
- 中華街校舎 屋上撮影風景
- 以前まで存在した撮影スタジオ(新港)
- 新港スタジオで行われていた車の止め撮り風景(スクリーン・プロセス)
教育研究活動への寄附金のご案内
寄附金お申込み方法
WEBサイト上でお申し込み
書面でのお申し込み
PDF版、Word版から書類をダウンロードし、ご記入の上、ご郵送またはFAXいただきますようお願い申し上げます。
郵送先 |
〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町4-44
東京芸術大学大学院映像研究科事務室 |
FAX |
045-650-6202
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振込について
各金融機関より下記の口座へお振込手続きをお願いいたします。
振込口座 |
三井住友銀行 東京公務部 普通預金 151873
ダイ)トウキヨウゲイジユツダイガク キフキンシユウノウグチ
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振込口座 |
みずほ銀行 東京中央支店 普通預金 1891468
ダイ)トウキヨウゲイジユツダイガク
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お振込の際、(窓口であっても、ATMであっても)貴殿のお名前の前に「FM」 と入力くださるよう御協力お願い申し上げます。
→ 例: FM カ)○○○
税制上の優遇措置について
【所得税】
下記の金額が、その年の所得税の課税所得から控除されます。
所得控除※
課税所得から控除される額(目安)=(寄附金額 - 2千円)
- 寄附額が、当該年の総所得額等の40%に相当する金額を超える場合には、40%に相当する額が所得控除対象寄附金となります。
【住民税】
所得税のほか、次の自治体にお住まいの方は住民税が一部控除されます。
寄附した翌年1月1日時点でお住まいの都道府県・市町村区が、条例で東京芸術大学を寄附金控除の対象法人として指定している場合、個人住民税額の控除を受けることができます。なお、東京都、神奈川県は本学を寄附金税額控除の対象として指定しています。
- 確定申告を行わない方は、上記自治体に住民税の申告を行っていただく必要があります。
- 平成26年度より寄附金における税制の優遇措置が拡大されました。
- 神奈川県横浜市に住所がある方については、平成30年度分以後県民税2%(前4%)、市町村民税8%(前6%)に変更になりました。
- お住まいの自治体が本学を条例指定の対象にしているかどうかは、自治体のホームページをご確認いただくか、直接自治体の税務担当課にお尋ねください。
【参考】文部科学省ホームページ「寄附金の税制について」
領収書の発行について
ご寄附をいただきましたら、後日「寄附金領収書」を送付いたします。確定申告の際、証明書としてご活用下さい。
- 領収書発行まで時間を要しますので、予めご了承願います。
特典
10,000 円以上ご寄附いただけた方の内、ご希望の方には「作品目録」を1冊進呈します。
問合せ先
〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町4-44
東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻(担当:大石、木村)
メールアドレス:cinema@ml.geidai.ac.jp
修了生の活躍
濱口竜介監督(2期)
2008 年、東京藝術大学大学院映像研究科の修了制作『PASSION』が国内外の映画祭で高い評価を得る。その後も 317 分の長編映画『ハッピーアワー』(15)が多くの国際映画祭で主要賞を受賞、『偶然と想像』(21)でベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グラランプリ)、『ドライブ・マイ・カー』(21)で第 74 回カンヌ国際映画祭脚本賞、第 94 回アカデミー賞際長編映画賞を受賞。2023 年には『悪は存在しない』が第 80 回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(審査員大賞)を受賞し、米アカデミー賞に加え世界三大映画祭全てで受賞を果たした。2024 年 7 月には映画論を集成した著書「他なる映画と」を出版した。
2024 年に作品が公開となる監督:月川翔監督(1 期)『ディアファミリー』、瀬田なつき監督(2 期)『違国日記』、五十嵐耕平監督(8 期)『SUPERHAPPY FOREVER』、山本英監督(12 期)『熱のあとに』他。